スタッフインタビュー

頭の中のイメージだけでは「新しいもの」は作り出せない。

「モノづくり」に強い憧れを抱いていた村上さん。入社後のお客様とのコミュニケーションを通して、さらに「モノをつくることの意義」を実感し、仕事に対する思い入れは、さらに強くなったようです。

pict01

現場での対話、お客様の声に「答え」はある

工学部出身の自分としては、就職時にも「自分で作る」ことが出来る会社選びに強くこだわりました。多くの企業を研究する中で岡本電機を選んだのは「自社製品に関してその設計から据付まで、担当エンジニアが一貫して関わることができる」という、製造業でも珍しい開発スタイルに惹かれたからですね。

現在は、段ボールのシートに折り目をつける設備「スリッタースコアラー」という設備の担当として、そのソフト・ハードを広く勉強中です。まだ納品までの様々なプロセスをサポートしている段階ですが、それでも現場での「お客様との対話」には、大きなやりがいを感じますね。例えば客先での試運転で先方の要望を上回る性能が出せたときには「想像していたよりずっと良いね!」と評価して頂いたり、また逆にバージョンアップとともに削除された機能を、とても惜しんで頂けたり。実際に製品を使用して頂く方たちとのコミュニケーションは、モノづくりに携わる者にとって、とても大切な経験として、自分の中に蓄積されていると感じますね。

自分の目標は、アイデア出しやプランニングの段階から「新製品を開発できる」エンジニア。現場でのお客様との対話を通して、その行動の指針となるのは「お客様がこう困っているから、こんな機能をつけよう」という、シンプルな考え方にあるんだと気付かされました。


広い視野を持つことが、モノづくりの下地になる

もちろん技術的な蓄積も重要ですから、現在は製品分野を問わず、世の中に出てくる様々な「モノ」に興味を持つように心掛けています。会社も情報誌などを購入してくれますし、気になる先端技術に関しては自分でネットを使って集められるだけの情報を集めたりしています。

自分の専門は制御と画像処理ですが、今後何かのキッカケで、異分野の技術と噛み合ってくる可能性もあるわけで、広い視野が必要ですね。お客様の声を聞き、社会の様々な技術を見る。これらの経験が「自分で作る」ことの下地になっていくんだと感じています。

インタビュームービー

movie
mov